池上彰監修【なぜ僕らは働くのか】幸せになるために大切な3つのこと

こんにちは、こはるです。

みなさんの中に、こんなお悩みをかかえている方はいらっしゃいませんか?

自分の人生このままでで良いんだろうか…。
自分のやりたいことがわからない。
幸せな働き方ってなんだろう…。

そういった悩みをかかえていらっしゃる方にぜひ読んでいただきたいのがこちらの本です。

この本は、中学2年生の男の子 ハヤト君が将来について考え、成長していくお話です。

内容は中高生向きに書かれた本ですが、大人の私が読んでも、学びや気付きがたくさんありました。

「もっと早くこの本に出会っていればよかった!」

「こどもにもぜひ読んでほしい!」

と思えるほど、読んで良かった本です。

たくさん学びや気付きを得られた中から、とくに私が感じた『幸せに生きるヒント』についてご紹介します。

自分のこれからの人生や、幸せな生き方について悩んでいる方の参考になればうれしいです。

何のために働くのか

私たちは何のために働いているのでしょうか?

本書にはこのように書かれてあります。

なぜ僕らは働くのか、その答えの1つは、助け合いでつくられるこの社会の一員になるためです。

社会の中で助けられるだけではなく、自分も自分ができることをして誰かの役に立つ、社会に貢献する、それが私たち一人ひとりのすべきことなのです。

引用元:監修 池上彰(2020年)『なぜ僕らは働くのか』 株式会社 学研プラス(P.025)

 

私は事務職をしています。

ある時、新入社員の方にこんな質問をされました。

「この仕事のやりがいって何ですか?」

新入社員の方は、自分の仕事が役に立っているという実感を得ることができなかったのでしょう。

わたしはその方に
「私たちの作った製品が、世界中の多くの人々の役に立っているんだよ。」と伝えました。

会社で事務職をしていると、直接的には社会への役立ち方、貢献の仕方が見えにくいです。
ですが、誰もが欠かすことのできない役割を担っています。

わたし達一人ひとりの力はとても小さなものですが、それぞれが自分の役割を果たしてチームで仕事を成し遂げることによって、社会の役に立っているのです。

『自分は誰かの役に立っている』

そのことを知っているだけでも、前向きな気持ちで働くことができると思っています。

自分のやりたいことって何だろう?

「自分のやりたいことが見つからない」

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かく言う私も、やりたいこと探しをしている真っ最中です。

今はまず、自分の興味を持ったことにどんどん挑戦しています。

このブログもそうですし、整理収納アドバイザーや、WEBデザインにも興味があります。

本書には

夢ややりたいことはどんどん変わっていいのです。
いろいろなことに好奇心を持って一歩を踏み出してみてください。
そうすることで、新しい夢ややりたいことが見つかるかもしれません。

引用元:監修 池上彰(2020年)『なぜ僕らは働くのか』 株式会社 学研プラス(P.108-P109)

と書かれてあります。

自分が夢のために努力した経験は、自分の財産となり決してムダにはなりません。

すぐには結果が出なくても、将来きっと「あのとき頑張っておいてよかった」と思える日が来ると信じています。

幸せな働きかたとは

幸せの基準は人それぞれです。

自分が幸せと思う生き方、働き方を考えてみましょう。

本書では以下のように書かれています。

人と比べない、人からどう見られるかを気にし過ぎない、いま自分ができることを精いっぱいやる。

そういう姿勢で仕事にのぞむ人は、成功にとらわれ過ぎずに伸び伸びと働くことができて、気持ちをラクに保つことができます。

引用元:監修 池上彰(2020年)『なぜ僕らは働くのか』 株式会社 学研プラス(P.137)

 

わたしは『足るを知る』という言葉が大好きです。

私たちは現状に満足できなくて、つい「もっともっと」と求めたくなります。

そうではなく、いま自分がもっているものについて感謝して日々を過ごすことができれば

仕事にも人生にも幸せを感じられるのではないでしょうか。

幸せはいつも自分のそばにある。

このことを忘れないようにしたいと思います。

人生に正解はないからいろいろやってみよう

未来がどうなるかは誰にもわかりません。不安はあるでしょう。

大人だって不安だらけです。
しかし、どうせわからないのなら、怖がるよりも面白がった方が楽しく生きられるはず。

人の目や失敗なんて恐れずに、前向きにいろいろなことに取り組んでください。

あなたには無限の可能性があります。
あなたはなんにだってなれます。

引用元:監修 池上彰(2020年)『なぜ僕らは働くのか』 株式会社 学研プラス(P.203)

本書にはこういった応援メッセージがたくさん書かれています。

この言葉たちにどれだけ勇気付けられたことでしょう!

 

本書の主人公のハヤト君には65歳のおばあちゃんがいます。

そのおばあちゃんがピアノを習い始めると言い出します。

家族がおばあちゃんに理由を聞くと、おばあちゃんは、あるインターネットの記事を読んだからだと言います。

その記事の内容は

「90歳のあるおばあさんが、60歳のときにバイオリンをやりたいと思ったけど、もう遅いかなと思ってやらなかった。あのときやっていれば30年もやれてたのに…と後悔している」というものでした。

ハヤトくんのおばあちゃんは自分に重ねてみて、やりたいことはやらなきゃなと思って、昔からピアノを弾いてみたいという気持ちがあったから、始めようと思ったということでした。

このエピソードを読んで

「わたしもやりたいことをやってみよう!」

「何かを始めるのに遅すぎることなんてない!」

そんな気持ちにさせてもらえました。

もしあなたがやりたいと思ったことがあれば、どんどんチャレンジしてほしいと思います。

私も新しいことにどんどん挑戦していきたいと思っています。

あなたのこれからの人生がしあわせであるように心から祈っています!

 

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